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 ■ 手形訴訟 (てがた そしょう)

手形による金銭の支払いの請求、およびそれに付随する法定利率による損害賠償の請求を目的とする訴訟のことです。手形の社会的な性質を重視し、「訴訟処理の迅速化と判決の執行力の強化のために」(有斐閣法律用語辞典)、特別に設けられた訴訟形態です。民事訴訟法の350条〜366条に、手形訴訟の規定があります。
通常の民事訴訟との違いは、以下の点などがあります。
  1. 反訴を提起することができない (351条)
  2. 証拠調べは、書証だけで行われる (352条)
  3. 判決に対しては控訴ができず、異議申立てができる (356条)
1. の「反訴」とは、訴えられた被告が逆に原告を訴えることです(詳細は、「は」のページで)。2. は、裁判所は争いのある事実を認定する際に、提出された書類しか見ないということです。
(2005.10.8)

 ■ テミス (てみす)

ギリシャ神話に出てくる、「掟」をつかさどる女神です。右手には正邪を断ずる剣を掲げ、左手には衡平を表す秤(はかり)を持ち、貧富や容姿、私的な関係によって判断が曇らないように目隠しをしています。日本に限らず、色々な国の裁判所にテミス像は設置されているようで、目隠しをしている像と、していない像があるようです。ちなみに、最高裁大ホールのテミス像は、目隠しをしておりません (最高裁ホームページのバーチャルツアーのページに写真があります)。
文字だけ見ても、テミスがどんな女神なのか分からないですよね。いつの日か各国のテミス像の写真を掲載しますので、気長にお待ち下さい (お手持ちの方は、資料提供していただけると大変助かりますが)。
(2005.10.8)

 ■ 添付 (てんぷ)

民法が規定する所有権の取得方法の1つです。この添付は、さらに以下の4つの形態に分かれます (民法242〜248条)。
  1. 不動産の付合 (不動産に、別の物を引っ付けた場合)
  2. 動産の付合 (物に、別の物を引っ付けた場合)
  3. 混和 (物と物とが混ざり合ってしまった場合)
  4. 加工 (木に彫刻を彫るなど、工作を加えた場合)
「引っ付けた」といっても、簡単に取り外せる場合を「付合」とはいいません。「合体させた」というべきでしょうか。
別々の人が所有する物体が合体してしまったり、所有者以外が加工したりすることで、新たな物体が生まれます。そこで、新たにできた物体の所有者を決めなくてはならないのですが、民法はなるべくどちらか一人に所有権を取得させてしまおうと考えています。ですので、所有権を得られなかった方は、自分の所有物がなくなってしまい損をしてしまいます。その場合、所有権を得た人に対し、「得した分のお金をよこせ」 と請求することができます (民法248条)。
(2005.10.22)


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