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 ■ 留置権 (りゅうち けん)

あなたはパソコンショップの経営者で、修理にきたお客さんのパソコンを預かったと想定して下さい。ちゃんと動くように修理した後、お客さんに連絡し、取りに来てもらいました。ところが、そのお客さん、「今、手持ちがなくてさ、とりあえずパソコンだけ返してもらうわ」というではありませんか。当然、不安がよぎるわけです。ちゃんと返してくれるんだろうか、と。そういったときに、修理代金を支払ってもらうまで預かっておくことができる権利を、「留置権」といいます。
この留置権は、契約によって発生する権利ではありません。自分の手元にある物 (土地・建物を含む) から発生した権利です。ですので、上の修理契約のようなケース以外でも、留置権を行使することができることがあります。例えば、隣の空き地で野球をしていた少年がホームランをカッとばし、あなたの家のガラスを割った場合、あなたは弁償してもらうまでそのボールを預かっておくことができます (普通の子どもなら、ガラス代とボール代とどちらが高額か分かっているので、良心が痛まない限り、取りに来ない気がしますが)。
この他、認められるケースとしては、以下のようなものがあります。
  1. 建物買取請求権を行使したが、地主が買い取ってくれない場合、建物・土地に対して留置権を行使できます (お金をもらうまで立ち退かなくても良いということです)。
  2. 借りているアパートのトイレや畳を修理した場合、アパートに対して留置権を行使できます (修理費を大家さんに払ってもらうまでアパートに居続けることができるということです)。
(2005.10.21)

 ■ 稟議 (りんぎ)

会社や役所などの組織において、会議を開くほどではない事柄について、取り仕切っている者が決定案を作成し、関係者に回して承認を求めることをいいます。そして、稟議のための書類のことを、「稟議書」といいます。
すでに会議で決まった事柄について、形式上の決定手続きを行うため、決定権を有する者に承認を求める場合にも使ったりします。
本来は「ひんぎ」というようですが、最近は「りんぎ」と言うことの方が多い気がします。
(2005.9.29)


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